俳優・奈佐健臣さんとの出会い/プロローグ [キャスト]
今回の映画「青い青い空」
僕の前作「ストロベリーフィールズ」に出て頂いた俳優さんたち。
何人かに、再び出演してもらっている。
まず、八代先生役の波岡一喜君。
前作はお寺で働く青年、鉄男役だった。
そして、真子(相葉香凛)のお姉さん・智子役の芳賀優里亜さん。
真子のおじいちゃん役の飯島大介さん。
そして、書道道具屋の鉄也役の奈佐健臣さん。
皆、本当に素敵な俳優さん。今回も出てほしかったのだ。
そんなお一人。前回は死神役を演じてくれた奈佐健臣さん。
昨日、彼の朗読会
お邪魔した。そのあとの打ち上げ。
酒を酌み交わしながら、
那佐さんと、初めてお会いしたときのこと。
2人で話した。
今、思い出しても、劇的な出会い。
映画「七人の侍」の侍探しのシーンのようだった。
探していたのは死神役。
顔は映らず、台詞もない。体の動きだけで全て表現する。
これほど大変なことはない。
それが出来る俳優を探した。
そこで出会うのが奈佐健臣さん。
那佐さんとの出会いがあったので、あの死神役は成立したのだ。
「ストロベリー」の成功。死神が鍵を握っていた。
もの凄く力のある俳優さんである。
だから、「青い青い空」でも奈佐健臣さんには
もう一度、出演して頂きたかった。
それがあの孝太郎君の俳句を紹介するシーン。
涙を誘う素敵な場面となった。
その全ての始まりを紹介する。
映画「ストロベリーフィールズ」日記で詳しく書いているので
そこから転載する。今から、6年前のことである・・。
(つづく)