役名はいかにして付けれたか?(15ー終)誕生 [秘密シリーズ]
波岡一喜君の話はまだ、続くが、
それはまたいずれ!
そんなふうにして、登場人物の名前を決める
だから、それぞれの名前に思いがある。思いが籠る。
書き始めたら、その名前は命を持って動き出す。
書道の文字と同じだ。
その名前をもう奪うことはできない。
その段階から名前を変えることもできない。
それをすれば、その子は消えてなくなり別人となる。
物語も壊れてしまう。
そして、命を持った名前はまるで実在の人物のように主張し
勝手なことを言い出す。
作家の言うことも聞かなくなる。
でも、そこまでくれば物語は素敵なものとなるはず。
さらに、そのキャラクターに生身の体を与える。
それが俳優の仕事だ。
こうして、1ヶ月の間。
真子は、この世に誕生する。みさとが姿を現すのだ。
そして相葉香凛によって、草刈麻有によって
僕が書いた真子やみさと以上の存在となり、
血の通った人間として動き出す。
そこに俳優たちの「素晴らしい力」がある。
その辺も面白い話がザクザク!
それの辺もまた、トークイベント等があれば、こっそりと話したい!
キャラクターの名前。
とっても大切であること。伝わったかな?
(この項、了)