アフレコ(8)田辺愛美の存在 [アフレコ]
田辺愛美。高校書道部メンバー役で最年長。
俳優としても、他の子たちよりずっと先輩。
それが女子高生役をするので、なかなか大変だったろう。
映画「小さな恋のメロディ」でいえば、
トム役のジャック・ワイルドのような存在。
彼は18歳の高校生のときに、11歳の小学生役を演じた。
役の年齢より遥かに上だが、経験ある俳優が入ることで、
「メロディ」はより面白い映画となったのだ。
その役割。「書道♡ガールズ」では田辺愛美である。
そんな田辺は撮影中は同級生を、撮影後はお姉さんとなり
他のメンバーの面倒も見てくれていた。
単に自分のパートを演じるだけでなく、いろんな意味で皆を助けていた。
映画初出演という子が多かったので、田辺の存在はありがたかった。
いや、それだけではない。
(つづく)