イーストウッド監督作「インビクタス」 [映画感想]
その昔、山田洋次監督は1年に2本(3本の年も!男はつらいよ」を撮っていた。
でも、それは物凄く大変なこと。映画は1年に1本でも大変なのだ。
なのに、アメリカでそれをやってしまった監督がいる。クリント・イーストウッドだ。
昨年は「チェンジリング」「グラン・トリノ」と2本も公開。
その2本ともが名作という凄さ。なのに、今年も早々に新作が来た!
僕が監督した「ストロベリーフィールズ」は撮影までに5年かかった。
「書道♡ガールズ」は3年かかっている。
僕が今回の作品を完成させるまでに、あと1本くらいイーストウッドの映画が公開されそうな気さえする。
そんな彼の新作が「インビクタス」。
今までとは違ったトーンの作品だが、こんなカラーの作品も撮れるんだなあ。
いろいろと勉強になる。
よくできていたが、個人的には「チェンジリング」のような重い作品が好き。
でも、ここ3作は全て繋がるテーマがあり、それをアメリカ人のイーストウッドが掲げること。
素晴らしいと思う。
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