「不毛地帯」は「事実」の力だ。 [監督のお仕事!]
今回の「書道♡ガールズ」も前作の「ストロベリーフィールズ」同様に
プロデュサー業を兼ねている。
でも、忙しいからと、監督業をおろそかにしたら本末転倒。
寝る時間を削って、ドラマを見る。
「小公女セーラ」「東京DOG」「サムライハイスクール」
そんな中でも、「不毛地帯」が面白い。
映画になった「沈まぬ太陽」と同じ山崎豊子原作。
絵空事でなく、事実を徹底取材したリアリティが胸を打つのだろう。
(両作ともに実際の会社、人物、事件を徹底取材。それをフィクションとして小説にしている)
その意味で今回の「書道♡ガールズ」。
書道の取材に3年費やしている。それは正解だったと感じる。
監督が書道を知らないで、形だけ描いても、思いは伝わらないからだ。
(つづく)