浜松まつり体験記(14ー終)雨の中のパレード! [ロケ地めぐりの旅]
公式には中止だが、各町内の組で行進を続けていたのだ。
「雨だって、中止だって、関係ねえぜ!」
と言わんがばかり。
皆、雨にに濡れながら旗を振り、ラッパを吹いて行進。
感動・・・・だった。
やはり、この祭には日本人が失ったもの。
まだ、熱く息づいている。
時間が来たから終わろう。雨だから中止。
何かと諦めることを考えがちな日本人。
いつから日本は、そんな後ろ向きな国民になったのか?
「前例がない。可能性が少ない。」
困難が予想される。問題がある・・・
何かと理由をつけて、諦めてしまう。
そんなことでいいのか!!
諦めばかりが、まかり通る時代に、
ねり歩く地元の人たちの掛け声。ラッパの音。
「規則やルールで縛るな! 俺たちは祭がやりたいんだ!」
雨が降ろうが、槍が降ろうが、
「決められた終了時間が来ようが、俺たちは行進をやめない!」
まるで、そう叫ぶかのように、若者たちの熱い行進が行く。
雨でびしょ濡れになりながら、進む!
見ているだけでは、いられなかった。
僕も、その行進に着いて歩いた。
最後尾から少し離れて一緒に行進した。
その熱いパレードに、参加した・・・・。」
浜松市民の持つ、その熱い思いを
映画”青い青い空”でも伝えたい。
そう決心した瞬間でもあった。
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