11月11日、「1」が4つ並ぶ日・第3部 (5)親と子が一緒に! [映画「ストロベリーフィールズ」]
そして当日。紀南文化会館の玄関口、そこにできた長い列。
声をかけてくれたのが、その東陽中学の先生だったのである。
「監督。始めまして! でも、ブログの写真や紀伊民報の写真で知ってたので、声をかけさせてもらいました!
ここにいる子らが、東陽の1年生です」
そういって、指差した方向に200人に超える子供たちが、遠足に出発するときにように集まっていた。
中学1年生。13歳から14歳。
僕が「ストロベリー」を見てほしかった一番若い世代。
大切なテーマを伝えたかった世代が、こんなにたくさん来てくれた・・・。
感無量・・・。
いや、子供たちだけではない、親の世代の人たち。
父親、母親、おじいちゃん、おばあちゃんも、列に並んでいる。
まさに「親と子」が一緒になって、映画を見に来てくれたのだ・・・。
こんな嬉しいこと・・・・どう表現すればいいのだろう・・・。
そして、今、思うと、次回作のテーマも、
このときに、スタートしていたと思える・・・。
(この項、了)