映画監督はつらいよ？（下）

　それなのに、僕はもの凄く不器用

　同時にいくつもの作品を担当することができない。

　ある先輩監督はいつも3本くらいの作品。同時進行しているが、

　とてもそんな真似はできない。

　1本スタートしたら、終わるまで専念。

　せいぜいできるのは、短い仕事をたくさんこなすだけ。　

　シナリオ書きと編集が同時進行なんてことになると、

　両方の映画がゴッチャになってしまう！

　まあ、それが不器用ということだろう。
　
　そして売ッ子監督の条件は脚本家にシナリオを書かせながら、

　別の映画の準備をできること。

　撮影が終わると、編集は編集者に渡して次の作品へ！

　と、うまく人を使ってこなすこと。

　この辺も僕は自分でシナリオを書き、監督して、

　自分で編集してしまうのでフットワークがよくない。
　
　そんなことだから昨年は過労で倒れて、何週間もブログを書けないことがあった。

　今後ももし、日記をお休みすることがあれば、

　薄利多売で忙殺されていると思ってほしい。

　これも監督業の宿命。
　
　監督業はつらい。

　でも、多くの人に感動や希望を伝えれる仕事。がんばらねば！