主題歌「青い青い空」2番 [音楽]
浜松映画「青い青い空」
シンガーソングライターあべさとえさんが歌う主題歌「青い青い空」
お待ちかねの2番です。
ぜひ、お聴き戴きたい。
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(つづく)
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主題歌「青い青い空」聴いてほしい! [音楽]
映画の主題歌の作り方?(13ー終)浜松を経験 [音楽]
その上で、全てを忘れてもらい、
主人公の真子やみさとのことも忘れて
映画のテーマだけをイメージして、
自身の高校時代を思い出して作詞してもらった。
変に思うかもしれないが、シナリオを意識して歌作りをしてもらうと
説明的な歌詞になってしまう。
意識して忘れてこそ。自分をそこに表現してこそ
無意識に物語が反映される。
それでこそ心が伝わり、映像とかけ算になるのだ。
そうして出来たのが、「青い青い空」である。
その結果、真子やみさとの気持ちを歌ったかのような歌詞となり
映画の世界観を持ちながら、心が伝わる素敵な曲になった。
この「青い青い空」。
そんなふうにして生まれた歌だ。
(この項、了)
「青い青い空」聴いてほしい=>
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映画の主題歌の作り方?(12)浜松を好きになる [音楽]
そんな歌の作り方では、今の時代に感動は伝えられない。
そこで今回の「青い青い空」では
主題歌を担当するシンガーソングライターのあべさとえさんに
浜松を旅してもらった。
舞阪漁港を歩き、中田島砂丘を彷徨い、天浜線に乗ってもらった。
アクトタワーに昇って、浜松の町を見つめてもらった。
楽器博物館にも行き、舘山寺の花火大会も見てもらう。
地元の方々とも話をしてもらい、
舘山寺温泉に浸かってもらう。
うなぎも食べてもらった。
浜松を知り、浜松を好きなるところからスタートした。
(つづく)
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映画の主題歌の作り方?(11)大量生産 [音楽]
そのミュージシャン。
外国の絵はがきを集めて、それを見てイメージを膨らませて。
歌作りをしていた。
実際に行ったことのない町を舞台に詩を書いていたのだ。
ただ、そんなふうにしないと1年に20曲というのは、やはり不可能。
そして、そんな形で歌を作っていたから、
心に響かないのだと感じる。
その人が作った昔の歌には素敵なものが、いくつもある。
自身の経験や思いが反映されていたのだろう。
でも、超人気になってからは、マイペースで曲作りができない。
レコード会社からせっつかれて、1年に2枚はアルバムを出さねばならない。
そんなやり方をしないと、大量生産できなかったのだ。
けど、時代は変わる。バンド全盛時代となり、「思い」がない歌が売れなくなる。
その人の歌も、次第に注目されなくなった・・。
(つづく)
映画の主題歌の作り方?(10)大物ミュージシャン [音楽]
思い出すのは、ある大物ミュージシャン。
作詞作曲をこなし、1年に2枚もアルバムをリリース。
ある時代は、大人気だった。
確かに、ヒットするよな・・という歌ではあったが、
何か引っかかるものがあった。口当たりはいいが、心に残らない・・。
それに1年に2枚のアルバムをリリース。曲数にして20曲以上。
それも毎年毎年。
歌作りは魂を削る行為。
何か変?
実はそのアーティスト。スタッフを雇い、
若者が好きな言葉やイメージをリサーチ。
それらを組み合わせ、作詞していた・・・。
(つづく)
映画の主題歌の作り方?(9)音楽も同じ [音楽]
小説でも、漫画でも、映画でもそうだが、
作家や監督、ドラマの題材を知らずに作ることがある。
すると不思議なくらい感じることのない。他人事の物語になる。
だから、今回のように書道が題材なら、書道を調べる。勉強する。知る。
ロケ地も同じだ。
これに関しては何度も書いたが、
ロケ地を知らないで撮影すると、観光絵はがきのような映像になる。
奇麗に見えるが心が感じられない。
その町の有名な観光地でロケしても、何か寒々しいものがある。
これはシナリオも同じ。
「異常に鬼気迫る話だな・・」
と思ったら作家本人の経験談だったり。
やはり、本人が実際に見る。訪ねる。経験するということは大切なこと。
歌も同じなのだ。
(つづく)
映画の主題歌の作り方?(8)ロケ地を知る [音楽]
「どうすれば、素敵な主題歌が出来るか?」
長年考えた。分かったのは俳優も主題歌も同じということ。
僕は撮影前に、俳優たちにいろいろとお願いする。
今回であれば、書道練習。
書道経験が全くないまま、書道部員の役は演じられない。
吹き替えで書道の出来る人にやってもらうというのは駄目。
何度も合宿。特訓をした。
同時に、物語の舞台である浜松を知ってもらう。
町の写真を見せ、うなぎパイを土産手に買って帰り、地元でうなぎを食べてもらった。
浜松の話をし、浜松の人たちとふれあってもらった。
浜松の町を歩いてもらった。
浜松の町を好きになってもらう。
その上で、撮影に臨む。
歌も同じだ!
(つづく)
映画の主題歌の作り方?(7)明日に向かって撃て! [音楽]
例えば「明日に向かって撃て!」
アメリカン・ニューシネマの傑作。
その主題歌「雨に濡れても」
BJトーマスの歌。単体で聴いてもいいが、
映画でかかるともっといい。
それがあの、2人の自転車。名シーンとなった。
10代の恋を描いた「フレンズ ポールとミシェル」
劇中にかかる「ミッシェルズ・ソング」
作詞と歌はエルトン・ジョン。
これも映画のために作った歌。南フランス。アルルの美しい風景。
映画を劇的に盛り上げる。
思い出に残る一曲。
では、そんな主題歌を作るにはどうすればいいか?
(つづく)
映画の主題歌の作り方?(6)かけ算の表現 [音楽]
映像と歌が足し算ではなく、かけ算になる。
それが大切なこと。
分かり辛いかもしれないので、補足する。
例えば、映画を見る前に主題歌を聴いた。今イチだった。
映画を見る。感動した。
あとでその主題歌を聴く。感動が蘇り、その歌も感動的に思える。
コレでは駄目!
映画を見なくても、その歌を聴くだけで感動する。
その歌が流れることで、感動的な映画がより感動できる。
それが大切なのだ。
(つづく)