長門裕之さんの名演 [撮影19日目/お寺&病院]
お寺。本日、最期の撮影
長門裕之さん演じる和尚がテレビで放送されている
書道大会の応援をするシーン。
松坂慶子さん扮するオカンの遺影を持って
テレビを見つめる。
「あなたの息子さんですよ」
と、画面に映る八代先生(波岡一喜)のことを語る感動シーン。
お寺。入り口のすぐ横にある受付になっている部屋
そこでロケさせてもらう。
この場面の長門さんの演技。
本当に素晴らしかった。
集中してもらうために、部屋には撮影部のみを残し
僕も廊下に出て、部屋を閉め切っての撮影。
素敵な場面となった。
(つづく)
タグ:長門裕之
春夏秋冬 [撮影19日目/お寺&病院]
オカン(松坂慶子)が書いた「春夏秋冬」の文字
さる有名な女流書家さんに書いて頂いた。
本日の撮影でも使用する。
この映画のキーとなる書だ。
(つづく)
ミッシェルとのお別れ [撮影19日目/お寺&病院]
本日の本興寺ロケで
デビー先生役のミッシェルの撮影が終了した。
映画撮影では、出番が終わったあと
助監督のチーフがアナウンスする。
「ええ、本日でデビー役のミッシェルさんの撮影が終了しました。
お疲れ様でした!」
スタッフ、キャストの全員が拍手する。
でも、このときチーフは
「ええ、ミッシェル役のデビーさんが、いや、デビー役のミッシェルさんが・・」
と言ってしまい爆笑となる。
そんなミッシェル。いつも笑いを振りまいてくれていた。
まわりを明るくしてくれた。
そんな子がいなくなること。とても寂しい。
さらに、ミッシェルに続いて、本日は卓也役の冨田佳輔君。
そして5人娘の1人。ミチル役
平沢いずみ。出番を終了する。
別れが続き、寂しくなる・・。
(つづく)
タグ:ミシェル
真子の靴下♡ [撮影19日目/お寺&病院]
この靴下。「書道大スキ」と書かれている。
真子役の相葉香凛さん。本人が探してきた靴下。
それを衣裳さんに進言。
衣裳として、認めてもらった。
映画内で履くことになる。
先日の学校ロケに続き、本日も履いていた。
ここでも香凛ちゃんの「やる気」感じるね。
(つづく)
タグ:相葉香凛
真子、初めての感動 [撮影19日目/お寺&病院]
引き続き、八代先生(波岡一喜)が書道を教える場面。
庭で書道練習をするシーンだったが、予定外の雨。
で、縁側に移動しての撮影にする。
そこで、真子(相葉香凛)が初めての感動体験をする。
(つづく)
タグ:相葉香凛
ストロベリーの贈り物! [撮影19日目/お寺&病院]
書道指導等で、お世話になっている
地元浜松の書家・春山先生。
何度も差し入れを頂いている。
本日もイチゴの差し入れ。
浜松はいちごの産地でもある。
ありがとうございます!
(つづく)
デビーが書いた文字 [撮影19日目/お寺&病院]
アメリカ人の英語教師役。
デビー先生。
演じるはミッシェルさん。
「SHODO」の文字はご本人。
(つづく)
本興寺での撮影 [撮影19日目/お寺&病院]
本興寺ロケ。
まずは、お寺に真子(相葉香凛)やみさと(草刈麻有)たちが訪ねて来るシーン。
そこに、ミチル(平沢いずみ)とデビー先生(ミシェル)がいた!
という場面。
本物の素晴らしい書を並べての撮影。高価なものばかり。
スタッフも緊張。
次は書道教室のシーン。
長門裕之さん演じる和尚が教える書道教室。
そこでデビー(ミッシェル)とミチル(平沢いずみ)が学ぶ場面。
地元有段者の方々にも、数多く来て頂いての撮影だ。
長門裕之さんは、日活のスターとして
石原裕次郎、二谷英明らと大活躍していた俳優、
石原慎太郎・原作の「太陽の季節」は長門さんが主役。
僕らの世代だと、「特捜最前線」の窓際警視。
「スケバン刑事」の暗闇指令として有名だった。
大スターであり、名優であり、大ベテランでもある彼は
僕のような若輩者の監督にも、敬意を持って接してくれ
「もし、芝居がよくなければ、もう一度と言って下さいよ!」
と気を使ってくれたりする。
名優にNGと告げるのは、とても大変なこと。
それを理解しての気遣い。
さすがです。
(つづく)