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新宿梁山泊『ベンガルの虎』 [舞台演劇]

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 僕が監督した「ストロベリーフィールズ」。

 死神役で出演してくれた奈佐健臣さんの舞台を見た。

 新宿梁山泊「ベンガルの虎」

 作・唐十朗。欠かさず見ている唐組の主催者。

 御本人。千秋楽に来ておられた。

 オリジナルは、1973年に初演だと聞く。

 その当時の舞台。どんなだったのだろう・・。

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唐組09年春公演・「黒手帳に頬紅を」 [舞台演劇]

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 先日、唐組の公演を見に行った。「黒手帳に頬紅を」

 この5年ほど唐組は欠かさずに見ていた。

 が、前回は仕事でどうしても行けなかった。1年振りとなる。

 新人が数人入っていた。凄く若い子たち。新鮮だった。

 でも、丸山厚人さんが出ていない。退団されたのか? 病欠か?

 とても、いい役者さんだったので、淋しい。

 配られたチラシ。他の劇団の公演のお知らせ。

 その中に僕が監督した映画「ストロベリーフィールズ」に出てくれた奈佐健臣さんの名前を見つける。

 これは絶対に行かねば!

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唐組 2008春 夕坂童子 [舞台演劇]

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 唐組の2008年公演

 「夕坂童子」

 新宿は花園神社で見る。

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キャラメルボックス「きみがいた時間 ぼくのいく時間」(上) [舞台演劇]

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 久々に見た劇団キャラメル・ボックスの芝居。毎回、SF的な設定やファンタジー物語で、ドキドキさせ、ハラハラさせ、最後には感動させてくれる。

 僕が目指す映画のジャンルも同じ方向にあるので、気になることが多い。

 「やられた!」と思ったり、「参りました!」と感じたり、「なるほど、そう来たかあ?」というのもあった。

 そして、とうとう「バック・トウ・ザ・フューチャー」ばりのタイムマシーンものが登場。僕もその手のネタを以前から考えていたので、ヤバい!という感じ。

 それが以前に見た「クロノス」。日本映画でも最近はタイムスリップものが数本登場したが、本当に作り方がヘタ。見ていてイライラするが、こちらの劇団は見事! 主人公を応援せずにいられなくなる。最後は号泣・・・。

 そのシリーズ4作目である本作「きみがいた時間 ぼくのいく時間」を見た。

 シリーズとはいえ、登場人物はほとんど変わる。毎回出てくるのはタイムマシーン・クロノス・ジョウンターだけだ。

 が、その設定がうまい。ドラえもんのように、いつでも、どこへでも行ける機械ではない。1作目は過去に行けるが、その時間には数分しかいることができない。そして直後に現代ではなく、未来へ飛ばされてしまう。

 繰り返すたびに、より先の未来へ飛ばされる。交通事故で死んだ彼女を助けようとする主人公。でも、過去に戻り、それを伝えようとすると邪魔が入る。数分で未来へ飛ばされる。

 そして最後は彼女を救うことができても、そのあと彼が飛ばされる時代は遥か未来。100年以上先。その時代にはもう彼女は生きていない。助けても再会することはできないのだ。

 それでも主人公はクロノス・ジョウンターに乗り、彼女を助けに行く。

 というのが1作目。設定が見事。タイムマシーンに制約を作ったところがドラマを盛り上げた。

 この辺の努力。映画人は絶対に見習わなければ!と思う。「ハリウッドのような高額の制作費がないから、面白い映画が作れない」と言うヤツが多い。

 が、ドラマの設定や物語で演劇の世界はアメリカ映画以上の感動を作り上げているのだ。その意味でも、この劇団は本当に凄い。

 さて、今回の舞台の物語だが・・・。

 (つづく)

 
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唐組 2007年秋 「眠りオルゴール」 [舞台演劇]

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 2007年秋。

 唐組公演。

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 「眠りオルゴール」

 吉祥寺。ジブリの森美術館の裏

 空き地。

 トトロの写真を撮る。

 
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唐組 2007年春 「行商人ネモ」 [舞台演劇]

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 唐組の新作。

 「行商人ネモ」

 新宿花園神社で見る。
 
 ネモとは、もちろん

 「海底2万マイル」のネモ船長から来ている。

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劇団・新感線「朧の森」in大阪(下)(2007/02/25) [舞台演劇]

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 「朧の森に棲む鬼」を上演しているのは難波の松竹座。昔は映画館だった。

高校時代にここで「八つ墓村」や「さらば宇宙戦艦ヤマト」「スーパーマン」(クリストファー・リーブの1作目です)を見たのを思い出す。
 
 大正時代に造られた大阪最古の映画館は建て直されて、新しいものになっていた。

場内は映画館時代に比べると狭くなっていた。が、演劇にとっては見やすく、東京の劇場より俳優の動きに臨場感と迫力がでる。
 
 芝居を見ていて感じたのは、新感線と僕の作品の共通点。駄目な奴らが力を合わせてがんばるというところ。

 「ストロベリー」では佐津川愛美扮する夏美、マキ (谷村美月)、理沙(芳賀優里亜)、美香(東亜優)たちが、力を合わせて健気にがんばったように「朧の森」も後半戦になると、染五郎扮する憎きライVS古田新太と負け組になってくる。

 アクションというより、それぞれの思いが痛いほど伝わり応援せずにはいられなくなる。特にキンタを演じる阿部サダオが素晴らしい!

 後半のさらに後半となると、筋を知っているのにまた涙が零れる。そして、カーテンコールは東京と同様にスタンディングオベーション。場内の観客が全員立ち上がり拍手を送る。それも東京より1度多い、4度のカーテンコール。

 場内アナウンスが流れても客は拍手を続け、染五郎たちは4度目の登場。誰もが拍手を送らずにはいられない最高の舞台だった。  

 しかし、このカーテンコールは映画にはない感動。いつも悔しく思う。と、いいながら、実は「ストロベリー」最後の草原シーン。あれは映画版のカーテンコールを目指したもの!
 
 「朧の森」の2回目を見ていくつかの学ぶべき点を見つけた。それを突き詰めて自身の次回作に生かしたい。

 現在、東京では劇団・新感線の舞台を録画したものを、映画館で上映している。舞台のチケットはなかなか取れないが、劇場なら何とか彼らの魅力を感じることができる。

(とは言え、劇場でもソールドアウトの日が多いらしく、上映期間延長となったようだ)

 入場料が通常の映画より少し高く、2500円もするのは痛いが(舞台なら1万円台!)映画を超える感動を経験できる。特に「髑髏城の七人 アカドクロ」がお勧め。

 「ストロべりー」鉄男役の波岡一喜君(彼は染五郎と共演経験あり)にも、撮影前にその舞台をDVDで見てもらっている。橋本じゅんさんの役を鉄男の参考としていたからだ。

 いろんな意味で凄い芝居。興味のある方はぜひ、劇場で! 新宿バルト9で上映中!

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劇団・新感線 「朧の森」イン大阪(上)(2007/02/24) [舞台演劇]

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 映画「書道♡ガールズ」のシナリオ取材。

 大阪に来ている。少し時間があったので、なんばをウロウロした。

 ここは高校時代に毎週、映画を見に来たところ。大阪ではキタと並ぶ繁華街であり、映画館街。
 
 ただ、あれから27年。かなり様変わりしていた。

 駅前の南街劇場チェーンが入ったビルは新しくなっているし、名画座の戎橋劇場も今はない。

 大正時代にオープンした松竹座も建て直されて、今は演劇の劇場になっている。
 
 戎橋筋を歩いて、グリコの看板がある戎橋の手前を左折。

 その松竹座に行ってみると、何と!

 そこで劇団・新感線の、市川染五郎・主演の「朧の森に棲む鬼」を上演しているではないか!

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 以前にもこの日記に書いたあの感動大作である。

 劇団・新感線の芝居。いつも2回見る。

 けど、昨年暮れまで僕の監督作「ストロベリーフィールズ」の宣伝で日本中を飛び回っていた、

 その間に東京公演はソールド・アウト。

 1回分のチケットを手に入れるだけで、精一杯だった。
 
 その芝居が何と大阪で上演されている!

 窓口に行き聞いてみると、4枚だけ当日券があるという!

 さっそく、購入。2度目の鑑賞となった!!

 最初は素直に芝居を楽しむけど、2度目は研究! 

 次回作で「ストロベリーフィールズ」を越えるためにも、

 この芝居で魂を揺さぶられた理由を確かめなければ・・。

 (つづく)


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劇団・新感線の舞台(下)朧の森 (2007/01/25) [舞台演劇]

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  市川染五郎・主演の舞台「朧の森に棲む鬼」の幕が上がる。前半はどこへ行こうとしているか?分からず、迷いが感じられた。

 が、後半になって急激に盛り上がる。なるほど、そういうことか! 前半の意味も分かる。

 ラスト30分は壮絶。悲しいとか、可愛そうという単純なことでない、感情が内から溢れだし、訳が分からないのに涙が零れる!これが劇団・新感線の醍醐味!


 中でも市川染五郎が凄い。悪役なのだが、もう「こんなひどい奴はいない!」という役柄。

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 「染五郎がよかった」とはいえないほど、憎憎しい思いが残る。「何て嫌な奴だ!」という印象。

 でも、それは「演技が素晴らしかった」ということなのだ。その悪役ぶりが強いだけに、反撃する古田新太らのキャラクターを応援せずにいられなくなる。

 悲しみと失望。希望と裏切りの交差。そこに見つかるものは何なのだろうか?


 さすがにチケット完売の胸震える感動作。やはり、観客の心を揺さぶるには、作者が人生をぶつける思いが必要なことを感じる。


 さまざまな厳しい状況があっても、作品に集中し、真剣にかからないと、このような作品にならない。


 「次回作は心してかかれ!」そう、自身にそう言い聞かせた。

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劇団・新感線の舞台(上)映画よりおもしろい演劇 2007/01/24  [舞台演劇]

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 「太田が監督した映画『ストロベリーフィールズ』は舞台演劇的な要素が強い」

 という友人が何人もいる。それは多分正解。映画の仕事をしているが、僕は舞台演劇が大好き。中でも、唐組、劇団・新感線、キャラメルボックスが大のお気に入り。
 
 唐組の舞台は毎回2回ずつ見る。昨年の「紙芝居の絵の町で」は4回見に行った。新感線の「アテルイ」「阿修羅城の瞳」「髑髏城の七人」も全て2回ずつ見ている(1度目は芝居を楽しみ、2回目は研究!)。

 DVDもほとんどある。僕の作品に影響が出ていたとしてもおかしくない。「ストロベリー」鉄男役の波岡一喜君にも、撮影前に「髑髏城」のDVDを演技の参考に見てもらった。(彼は染五郎とも共演したことあるし!)
 
 どの作品も言葉では言い表せない感動がこみ上げる。映画でもそこまで胸に迫る作品はなかなか出会えない。
 ドラマと違い俳優が観客の目の前で演じる、という生の迫力もあるが、作者が作品にかける姿勢と真剣さに圧倒的なものがあり、映画を凌いでしまうのだと思う。 

 技術や製作費だけではない。芝居に賭ける「情熱」が心を打つのである。この辺、学ばねばならないところ。
 
 先日、そのひとつ「劇団・新感線」の新作舞台を見に行った。現在、新橋演舞場で上演中の市川染五郎.主演「朧の森に棲む鬼」である。

 前回の「髑髏城(アオドクロ)」で一応、ある種の頂点まで行ってしまった感がある。そう思っていたら、今回は新しい分野に挑んでいた。
 
 作家にとってあるスタイルを極めたとき、別の方向へ行くのは非常に厳しい。客は以前のものを望むが、それでは前作以上のものはできない。といって、新しいスタイルを確立するのは試練の技だ。

 さて、劇場の席に着く。ワクワクしながら待っていると、いつものようにジューダス・プリーストの歌が流れ、幕が上がった!

 (つづく)

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