SSブログ

「青い青い空」と「今をいきる」 [秘密シリーズ]

_DSC3722.jpg

 大胆にも「赤ひげ」と「七人の侍」を骨格としてイメージ

 「青い青い空」のシナリオを書いた。

 書き上げてから、何度もリライト。

 その内に、ある映画がダブるようになった。

 「あーーーーこれは!」

 ようやく気づいた。「今をいきる」である。

 P1040613.jpg

 型破りな先生がいて、いろんな生徒たちがいて

 頭の固い教師と父兄。

 構図がそっくりだ。これは全く意識していないが

 大スキな作品なので、無意識に影響を受けたんだろう。

 ルーカスが「エピソード2」を監督したとき

 アナキンとアミダラが花畑で戯れるシーン。

 「『七人の侍』にも似たようなシーンがありましたが、影響あるのでは?」
 
 そう聞かれて、ルーカスはこう言った。

 「僕は黒澤から大きな影響を受けている。だから、意識しなくても

 自然とそれが出ている。君がそう思うなら、きっとそれは正しいよ」

 意識して真似ようとするといいものはできない。

 でも、無意識にそれが出たときは、昇華され自分のものになっているので

 独自の世界観が感じられるのだ。

 その意味で、僕はピーターウィアー監督が好きで

 自然と影響が出たのだろう。

 つまり、骨格は日本の黒澤映画だが、中身はアメリカ映画なのだ。

 というのも「今を生きる」だけでなく、

 同じP・ウイアー監督の「刑事ジョンブック 目撃者」も大スキ。

 アーミツシュの村で、ハリソンフォードたちが家を作るシーンがある

 そのイメージで描いたのが「書と音楽のコラボ」シーン。

 _DCS1870-1.jpg

 どちらも、音楽だけで台詞がなく、映像で全てを見せる。

 ああ、それならば・・

 (つづく)


nice!(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。