ドキュメント/舞台挨拶初日(4)浜松のプラットホーム [東京舞台挨拶]
話は「青い青い空」公開初日の舞台挨拶に戻る。
制服に着替えた相葉香凛、橋本わかながメイク中
草刈麻有と平沢いずみも、着替えが終わり、メイク待ち。
田辺愛美と冨田佳輔、まだ到着していないが、
全員揃ったときには時間がないかもしれない。
一度、この日の舞台挨拶の流れを説明する。
その前にこんな話をした。
「前回。このメンバーで集まったのはいつか覚えているかな?」
平沢が答える。
「浜松の舞台挨拶のとき!」
「じゃあ。最後にみんなが別れた場所はどこかな?」
「・・・・・浜松駅の新幹線のホーム」
再び平沢が答えた。
「そうだよね。僕と実行委員のみんなでホームまで送っていったよね?
そのとき、どんな話をしたか?覚えているかな?」
「次は東京で会おう・・って・・言った」
平沢。ほんとによく覚えている。
それは同時に、いかにこの作品への思いがあるか?ということだ。
「そう。ミチルが言う通り。僕はこう言った。浜松では無事に公開された。
でも、東京公開はまだ決まっていない。
このまま浜松だけで終わる可能性もある。
東京で公開するためには、
浜松で『青い青い空』が大ヒットしなければならない・・・」
(つづく)