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藤田朋子さんの役、こうして決めた!(10)顧問の先生 [キャスト]

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 「よし、他校の顧問役で行こう!」

 で、終わりにしてはいけない。

 では、どんな顧問なのか? 設定せねばならない。

 その先生にも、それなりの人生があるはず。

 今回の映画「青い青い空」に登場する人物。

 全ての人に人生があり、過去があり、物語がある。

 映画の中で紹介されなくても、それはしっかりと作ってある。

 それぞれの俳優も、その設定を理解して演じている。

 だから、観客は説明シーンがなくても、それを感じるのだ。

 浜田先生にも、赤山先生にも、校長にも、

 全て物語がある。

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 同じように、藤田朋子さん演じる顧問の先生にも物語が必要だ。

 同時に、その役を演じる俳優さんの

 「魅力」や「良さ」を引き出すこと。

 とても大切だ。

 例えば、今回、八代先生役をお願いした波岡一喜君。

 不良役が多いが、本来の彼はとても優しく感受性の強い青年。

 僕には硬派な不良というより、心や優しき兄貴という印象がある。

 八代先生というキャラクターを書くときに、それを投影した。

 (つづく)

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タグ:藤田朋子
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