「野菊の如き君なりき」 [映画感想]
今回の「青い青い空」
大林宣彦監督を始め、何人かの方から
「木下恵介監督の良さを引き継ぐ作品」
というような凄い評価を頂いた。
木下監督。日本映画史に残る巨匠である。
そして浜松出身。
(木下恵介記念館は浜松にあります=>http://www.hcf.or.jp/facilities/kinoshita/)
「二十四の瞳」「野菊の如き君なりき」
「カルメン故郷に帰る」「喜びも悲しみも幾歳月」
名作の数々を世に出した、巨匠である。
当時は黒澤明監督と並び、人気を二分。
キネマ旬報のベストテン。何度も黒澤を押さえてベスト1に選ばれている。
多くのヒット作を世に出した。
そんな凄い巨匠の何を「青い青い空」は引き継いでいるのか?
未だに良く分かっていない。で、
そんな木下監督の「野菊の如き君なりき」を見る。
日本の美しい風景。純愛。人々の暮らし。無常。そして死。
何だか、分かる気がした。
(つづく)
2010-11-14 17:00
nice!(0)