予告編のあり方(2)80年代のアメリカ映画 [予告編制作]
同じく、80年代。アメリカ映画では
映画の中身を全く見せずに、興味をそそるタイプが出て来た。
「未知との遭遇」はほとんど、インタビューのみ。本編をほとんど見せない。
スピルバーグやUFO研究家のアランJハイネック博士が
「接近遭遇」について語るもの。
中身が想像できないのに、「見たい!」と思わせた。
「ポルターガイスト」も同じパターンだった。
しかし、80年代から問題のある予告編も出て来た。
名場面をバンバン見せてしまうタイプ。
「復活の日」がそうだった。感動シーンの連続。予告だけで泣ける。
でも、映画本編を見ると、感動場面はすでに予告で見たものばかり。
ありったけの感動シーンを抜き出して、予告を作っていたのだ。
(つづく)