「青い青い空」完成!(7)美しき職人たち・弐 [ポストプロダクション2]
スタッフというのは、スゴイ人たちだ。
本物の映画人というのは素晴らしい。
ギャラが安いからと、手を抜いたりはしない。
製作費がないからと、いい加減な仕事はしない。
毎回、全力で素晴らしい映画を作ろうとする。
作品に愛を持つ、純粋なアーティストなのだ。
しかし、汚れた金で映画を作ろうとしたら駄目。
貧しい人たちを踏みつけて稼いだバブルマネーでは
彼らは最低限の力しか出さず。
素晴らしい作品は決して生まれない。
上に立つ人たちが作品への「愛」がないときも、同じだ。
直接批判はしなくても、彼らは黙って背を向けてしまう。
(つづく)