撮影途中からは、とても新人とは思えぬ貫禄も出て来て
そこに立っているだけで絵になる。主演女優の顔になっていた。
日頃はおとなしくて、繊細で、蚊が泣くような声で話しているのに
芝居となると、大女優の演技派。
次世代の人気女優になることは間違いないと、何度も撮影中に思った。
そんな相葉なので、アフレコも容易にこなす。
何も言わないのに、立って台詞を言うシーンは、ブースの中で立ち上がってしゃべる。
悲しいシーン。元気なシーン。
いろいろあるが、それぞれに対応。
あっと言う間に終わってしまった!
(つづく)