「太陽娘と海」を探して(14)これが青春! [太陽娘と海]
思い出の中のイメージとは一致しないが、間違いない。
記憶とはこうも当てにならないものか・・・という思いが渦巻くが、
直後に10年前に過ごした日々が・・・噴出して来た・・。
1998年の2月。2週間。この部屋で合宿し撮影した。
毎日のように夕方まで砂浜でロケ、部屋に戻り布団をしいても、
砂でザラザラしたこと。思い出す。
渚サンド素材探し、ロブスター事件。花粉症。モーニングカレー。
本人たちが隣の部屋にいるのを気にしながら、「ASAYAN」を見たこと。
狭い8畳のダイニングで、「モーニングコーヒー」と「愛の種」を歌ってくれたこと。
ドラマ初挑戦の子たちが、本当によくがんばっていた。
かおりんの台詞。思い出すと、今も微笑んでしまう。
「部屋に砂がどんどん溜まって大変なんですよ。でも、もう少ししたら
砂浜まで行かなくても、部屋で撮影できるようになりますね!」
これらの部屋であった数々のエピソード、思い出す。
「銀河鉄道999」ではないが、今、万感の思いを込めて汽笛がなるという感じだ。
いや、「太陽娘と海」の最後の台詞もふさわしい。
「これが青春!」・・・かもしれない・・・・。
(つづく)