映画「泣きたいときのクスリ」 [映画感想]
以前にお仕事とした俳優さんたち。その後の活躍が気になる。出演している作品があれば、出来る限り見るようにしている。
今回の映画は僕の監督作「ストロベリーフィールズ」で、主役の夏美を演じてくれた佐津川愛美さんの新作!
さっちゃんも、もう高校を卒業。20歳を超えたはず。でも、今回も高校生役。大丈夫かな?と思ったが、全然、違和感なし! いい役者は歳、関係ないのだ。
そして、相変わらず上手い! 表情が豊か。他のキャラのエピソードになると、多少退屈するが、佐津川の話になると、がぜん、面白くなる。
オヤジを尾行するときの、コミカルな歩き方。覗き見するときのドキドキした感じ。
ファミレスで同級生と話をするときの、ちょっとした目の動き。声のトーン。言葉のニアンス。ウエートレスとの笑える対応。そのリアクション。
凄い・・・。相変わらず天才女優している。
知り合いだから褒めている訳ではない。本当によくなければ、あえて書かない。
あのセンス。あの間の取り方。あの反応の仕方。なかなか、できるものではない。
日本のジョディ・フォスター。今も健在!