「女子高生コンクリート詰め殺人事件」 [僕の参加作品]
僕の脚本家としての第2作目がこれ。1995年の作品。
パッケージからして、とんでもない。
でも、いい加減な気持ちで書いた作品ではない。
数年前に抗議殺到。公開中止になった映画「コンクリート」とは別の作品。
実際に起きた事件を扱っているので、徹底的に事実を取材した。
裁判記録から、現地の取材まで。
センセーショナルな話題作りのためでなく、まじめな社会派ドラマとして書いたもの。
かなり話題を呼び、ビデオは完売した。
ウィキペディアを見ると「抗議があり回収された」
と書かれているが、そんな事実はない。
ただ、発売してしばらくして販売会社が倒産。手に入らなくなった。
セルビデオとして発売され、レンタルはなかった。
なので、今では見ることもできない。
一時期、海賊版が出回っていたが、それも完売したという話。
僕の作品はメロウなものが多いと思われがちだが、
こんな硬派社会派ドラマもある。